hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

コンドルズ、あいつらは何者だ!

今晩は、Y内さん夫妻とお友達と一緒に新宿シアターアプルで行われたコンドルズ公演『ELDORADO』を鑑賞。初コンドルズに驚いたよ。
主宰の近藤良平氏を取材したドキュメンタリーをテレビで見て、このブログで書いたところ、Y内さんがチケットを取ってくれた。ホント大感謝。ありがとうございます。このダンスカンパニーについてぐだぐだ言うのは(笑)ダメだと思いながら、何か言いたくなるなぁ。


以下、ぐだぐだしゃべります(笑)。このバンド(って言っちゃお!ほんとはダンスカンパニーって言うんだけど)にはロック、しかも不協和音が多いギターの曲っていうイメージを持った。近藤氏の踊るダンスは素人目に見ても世界レベル、まさに芸術。それと思いっきり反対のコンドルズ部員による合わないダンス、べたべたなギャグ、下ネタのオンパレード、その組み合わせに感動した。これぞまさしくエンターテイメント。その微妙さを求められるごちゃまぜ感を巧く見せているのはホントお見事。デューク・エリントンがシカゴやニューヨークで演奏したジャングルサウンズみたいだ。
(同じようなことを何度も書くけど勘弁してね)ダンスっていうアートはクラシック系、技術系にやる側も、見る側も比重が置かれていると思うのだが、コンドルズはそれをぶち壊し、エンターテイメントにしたいんだという姿が痛いほど見て取れた。で実際エンターテイメントになってるんだから大したもんだ。ギャグにしてみてもあそこまでくだらないとは思っていなかった。ホントスゴいなぁ。
来年はヨーロッパ公演も行うらしい。彼らなら大丈夫だろう。今時の若いやつらの感性は世界中関係ない。ドイツ、ロンドンに行き確信した。日本と一緒だよ。あの下から見上げるシュールなエンターテイメント性と近藤ダンスが合わさればどこでもうけるよ。
なんちゅうダンサーだ。ホントに。

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