hirogoal’s blog

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The River in Reverse〜遙かなるニューオリンズ

コステロの新譜の曲目が発表された。今回のアルバムはニューオリンズの天才作曲家、ピアニストのアラン・トゥーサンとのジョイントアルバムだ。ayakoさんのHPによると曲目は下記のとおり。


'The River in Reverse' track listing:
1. On Your Way Down (Toussaint)
2. Nearer To You (Toussaint)
3. Tears, Tears and More Tears (Toussaint)
4. The Sharpest Thorn (Costello Toussaint)
5. Who’s Gonna Help Brother Get Further? (Toussaint)
6. The River In Reverse (Costello)
7. Freedom For The Stallion (Toussaint)
8. Broken Promise Land (Costello Toussaint)
9. Ascension Day (Bird Costello Toussaint)
10. International Echo (Costello Toussaint)
11. All These Things (Toussaint)
12. Wonder Woman (Toussaint)
13. Six-Fingered Man (Costello Toussaint)


何と1曲目は”On Your Way Down”。リトル・フィートやリー・ドーシーが演奏している名曲だ。夜のミシシッピーを連想させるメロディがゆるいリズムに乗って気持ちのよい曲。これをコステロが歌うとどうなるか?そしてアレンジは?!ホント聴くのが楽しみ。(ロバート・パーマーもカバーしてたかな?と思って調べたところ、これはしてなかった。でも似合いそう〜)
リー・ドーシーが歌った曲はあと4曲。” Tears, Tears and More Tears”、”Who’s Gonna Help Brother Get Further?”、”Freedom For The Stallion” 、”Wonder Woman”。アート・ネビルが歌った曲は1曲”All These Things”。そしてベティ・ハリスが歌った曲も1曲”Nearer To You”。ノベルティ系のトゥーサンの曲を中心にニューオリンズクラシックが並ぶ。そして共作が5曲。タイトル曲はコステロ1人で創った曲のようだ。バンドメンバー並びにゲスト参加ミュージシャンも凄そうな予感。ホントわくわく〜!
なぜコステロニューオリンズに舞い降りたのか。前作がアメリカ南部色の濃いものだったため、これは必然か。レイ・デイビスと同じ時期にニューオリンズ録音のアルバムを発表するのも何か興味深いものを感じる。早く聴きたい!


ちなみにアラン・トゥーサンのアルバムを聴いていると、たまにメロディがジョージを思い出させるときがある。歌い方も似ているし。いずれにせよ大好きなメロディに歌い回しだ。