プレッシャーは５年間受けているんだよ。

もう12時を越えて、12月３日。朝起きたらすぐに決戦だ。
セレッソのことは試合が終わるまで書かないでおこうと思っていたが、気になる記事が多くて一言言いたくなった。
気になったのはセレッソがず〜っと追う立場だったので、プレッシャーが少なく、これからがホントの苦労が始まるという内容の記事だ。何にも分かっちゃいない。
セレッソは５年前にリーグのタイトルを直前で、2001年と2003年は天皇杯の決勝でタイトルを逃した。モリシとアキだけではない。少なくとも2年前の決勝のグラウンドにいたメンバー、ヤナギ、布部、久藤、酒本はその悔しさを忘れていないだろう。
だから大分戦のあと、TBSのアナウンサーがヒーローインタビューを受けたモリシに対して首位という言葉を出したときに、その時点では得失点差でまだ2位ということをよく分かっていたモリシが彼女をにらんだ。その顔が忘れられない。とにかくこのチャンスを逃したら後はないという真剣さ。逃してはならないというプレッシャーは相当なものであったと思う。そして勝ち取った首位の地位。プレッシャーは５年間受けているんだよ。
もう一つ。昨日アキが語ったという言葉、これで負けたら一生負けたままだという内容の言葉には重みがある。今までと比べ安定したディフェンスがある、タイトルを取るためには必要な、その価値が分かっている彼だからこそ言えた言葉。そういう経験があるセレッソは強い。大体去年の降格争いのことを考えれば・・・。転がる石のように落ちていったんだぞ。今年初の首位？そんなの関係ない。それだけでは負けないだろう。


あとはサッカーの神様の気まぐれが起こらないことを祈る。そういったことがあるのがサッカーだから。
いろいろ考えたら今日は寝られないかなぁ。