hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

I'm Jumpin' Jack Flash, It's a gas! Gas! Gas!

こんど某中学校で行われる講演会の打ち合わせのため、ビバ仲間を集め、土曜の夜に浅草で飲み会を行った(あれ?こう書くと何か目的が・・・)。この仲間の面白いのはすぐに本題が横に逸れること。でも、それが新しいプランに結びついていくのがよいのである。大体の役割分担を決め、講演内容は適当というか幅がある感じにすることとし、話題はサッカー以外のところへ移った。


いきなり話はジョージ・ハリソンの“コンサート・フォー・バングラデシュ”のDVDに飛ぶ。そのときNさんから興味深い話を聞くことができた。浅草育ちのNさんは子供のころからロックが大好きで今では本業の傍ら知り合いとバンドを組んでおられるそうだ。そのNさんと、このDVDの話になり大いに盛り上がった。1曲目のラヴィ・シャンカールの演奏は長いよね〜とか、2曲目の“Wah-Wah”はいい曲だよね〜とか曲順に話は進み、レオン・ラッセルのところで思いがけないセリフを聞いたのである!

「“Jumpin' Jack Flash “はストーンズより先にこれ聴いたんだよ!メチャクチャかっこいいと思ったな〜」

凄い。なんて凄い話だと思った。
何が凄いって?説明するのは難しい。


この映画が全米公開されたのが1972年。ストーンズの“Jumpin' Jack Flash “が日本でシングル発売されたのが1968年7月。当時ストーンズは日本では一般的な人気を得ていなかったのかなと推測できる。

けどそんなことでは凄いと思わない。この曲の雰囲気と各ミュージシャンとの関わり、黒人音楽の歴史など様々な想像が頭の中を駆け巡る。そしてNさんがレオンラッセルのバージョンを先に聴いたということが凄いことなのだ。
深いな〜と一人納得して酒を飲んだ週末であった・・・(笑)

スルー・ザ・パスト・ダークリー(ビッグ・ヒッツVol.2)

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Concert for Bangladesh

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追憶の日々 ベスト・オブ・レオン・ラッセル ソング・フォー・ユー35周年記念エディション

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