hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

インドカレーと神田の蕎麦

木〜金と仕事を早めに切り上げて気分転換に充てた。まず木曜はkieさんのお店でインド音楽ライブを堪能。タブラとインドの竹のフルート、バーンスリーのデュオ演奏を聴いた。
タブラをたたく(という表現でいいのか?)の森山さんの演奏は以前聴いたことがあったのだが、相変わらず表現力が素晴らしい。そしてトークも絶好調(笑)。今日の相方、バーンスリーという楽器を吹く寺原さんの音は初めて聴いた。激しく美しいという感じの音でこれまた素晴らしい。演奏中の寺原さんの顔は、まるでデレク・トラックスのような神々しい雰囲気を醸し出していた。圧巻は2曲目。二人ともお互いを刺激し合いながら(どっちかというと寺原さんが煽る)演奏はどんどん高みに達していく。そのシステムはジャズのアドリブとは異なるそうなのだが、コルトレーンエルビン・ジョーンズとの掛け合いを連想させた。いやそれより明るさ、楽しさがある。いいもの聴かせて頂きました。そして演奏後はおいしいインドカレータイム。ワインとウイスキーをたくさん飲んだあとだったけど、おいしいものは入るところが違うのかな。きれいに全部食べちゃった。で、この日ホントは出版記念ライブ。帰り間際にKieさんの本を頂いた。僕はすでに持っているので誰かにプレゼントしよう。欲しい方はメール下さい。


そして金曜日の晩は夕方6時前に会社を出て、神田へ向かった。おいしいおつまみと数多くの日本酒を常備する蕎麦屋”松翁”へ。初めて行ったのだが雰囲気はいい。近くで働く人たちが週末のお楽しみにしているって感じで、その地元感が心地よかった。
つきだしは蕎麦味噌。これがまたよい味なのだ。期待は募る。この日注文したのは、穴子の煮こごり、だだ茶豆、わさび、秋のてんぷら、いくら漬け、ざる蕎麦、等々。てんぷらは皿にすべてを盛って出てくるのではなく、揚がった順にテーブルまで料理士が運んできてくれる。なんて贅沢!日本酒もたくさん飲んだ。純米酒純米吟醸酒がたくさん置いてあり、山口の酒から秋田の酒まで計5合は注文したか。料理がおいしいので酒もすすむ。蕎麦は細くなく太くなくちょうどいい感じ。味は多少アクがあり僕好み。量も適当にあるので1枚で満足することができた。閉店間際の8時までゆっくりと楽しみお店を後に。たまにはこういう金曜日もいいな。来週もいこっと。