インドカレーとタイカレー

昨晩はキーさんのお店へ行ってきた。某イベントがあったのであるが、それはさておき、お楽しみはインドカレー。"キーコとカリカ”を読んだ後で食べると、その深〜い歴史の過程が想像できるため、よりおいしく感じることができた。食べながらいろんな映像が頭に浮かんだ。あのときのメモがこのときの味につながるんだっていう映画のような感覚。ホント不思議な感じがした。
で、今回はもう一つのなべが置いてあった。それはタイカレー。以前キーさんからのメールで「7年間毎日インドカレーを作ってきんだけど、このところ夏バテで作る気がしなくなり、お客様にタイカレーを出してます」っていう内容をもらっていたので、ぜひ食べたいと思っていた。


で初のタイカレーはどうだったかというと！当たり前だけどこれがまた美味しいんだ。
インドカレーよりスープ状になっているのでお皿は底の深いものを使う。そしてルーの色は白い。中には（多分）とうがらしと鶏肉が入っている。食べるときはあっさりした感じがあるのだけど、少し立つとピリッとした辛さが舌の上に残る。だから食べるときは１．インドカレー　２．タイカレーの順番にすると両方の味を楽しむことができる。ホント贅沢。ごちそうさまでした。


このお店では、ただ”カレー”と名づけることはないのだそうだ。かならず前にその国名をつける。あっさりとこの話が終わったので理由は聞けなかったのだが、2つを食べてみると見た目も味も違うのでこだわる理由も分かる気がする。アジアの国々で家庭の味として代々引き継がれているのだから歴史もさまざまなのだろう。
さて、次は何カレーを食べさせてくれるのか。今からとっても楽しみである。


追伸：ちなみにこのお店はライブの聴けるバーです。お間違いなく。