hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

グアダラハラ対ボカ・ジュニオルス戦

6月1日に行われたコパ・リベルタドーレス2005準々決勝1stレグ、グアダラハラ*1対ボカ・ジュニオルス戦をテレビ観戦。会場のメキシコ、グアダラハラのハリスコスタジアム*2は超満員(7万人!)で熱狂的に盛り上がっている。ラテンの匂い満載のとてもいい雰囲気だ。
その雰囲気にあと押されてか後半のグアダラハラが大爆発する。特に2点目オマール・ブラボ(54分)、3点目バウティスタ(60分)のゴールは最高!あんなのが決まったらボカはもうたまらない。大観衆はより盛り上がり、オーレ、オーレの嵐。行ってみたいぞ〜。
いったいボカはどうなってしまったのだろう。中盤のプレスも弱く、グアダラハラに好きなようにやられていた。デルガドも全然目立たなかったし。その後、ダメ押しの4点目が決まり、試合終了。


引き続いてボンボネーラでの2ndレグの放送。後半31分、お互い挑発しあったパレルモと、1stレグで活躍したバウティスタが退場。リケルメユニを着た観客がピッチに入り退場途中のバウティスタにパンチ、そして観客の投げた様々なものがグアダラハラのGKコロナに当たり没収試合へ。あれじゃあ警官が何人いても守りきれないよなあ。結局0-0で試合終了。南米サポのパワー恐るべし。
創立100周年を盛り上げたいボカにとっては踏んだり蹴ったりの試合であった。これで世界クラブ選手権ではボカの姿を見ることはできない。なんかさみしいね。


ちょっと不思議なこと。世界クラブ選手権というのは各大陸別の連盟の枠で代表が決まるため、グアダラハラが北中米代表となるには北中米カリブ海チャンピオンズカップを勝たなければならない。そこではすでにコスタリカのサプリサが優勝しているので、仮にグアダラハラリベルタドーレスで優勝しても世界クラブ選手権には出られないのである。
それに加え、もしリバプールが駄々をこねて来日しないとなると、チャンピオンズリーグリベルタドーレスの勝ったチームが出場しないという変な大会になりそう。
ブラッター会長よ〜、そんなのあんまり見たくないぞ。Jリーグのチームも出られないし・・・

*1:サポからはチーバスChivasの愛称で呼ばれている

*2:ちなみに標高は1600m!だそうです