hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

今日はJリーグザッピングデー。

国立に行こうかと思ったのだけど、やることをやらなければならないので自宅でテレビ観戦を決め込んだ。注目のセレッソvsレイソルは放送無し。残念。しかし今節はいいカードが多く、どれを見ればいいのか非常に悩んだ。
そんでPM3:00から15分ごとにジェフvsアントラーズマリノスvsガンバを交互にザッピングし、ハーフタイムと最後はFC東京vsレッズを見ることにした。
全部見ての感想。この6チームは強い。いい試合をする。ジェフもストヤノフの退場がなければどうなっていたか分からなかったぞ。


まず今日のおめでとうはガンバ副キャプテン實好選手のJリーグ初ゴール!32歳とベテランの彼がゴール前の競り合いからヘディングで決めた。シジクレイのアシストかな。経歴を見て彼がず〜っとガンバなんだって知った。へぇ〜。昔はこの名前どう読むんだ?と悩んだ記憶あり。それにしてもいい選手だな。ガンバDFの大切なバランサー。本当におめでとうございました。あんまり盛り上がってなさそうな10,000ゴールキャンペーンも決めるのは案外こういった選手だったりして。


で今日最大の驚きはアントラーズの強さ。これは本物。個人技の高さとスペースを埋める連動性のある動き、プレッシングの強さと以前強かった頃のアントラーズが復活した。これにはまいったな。
それにしてもアントラーズは次から次へと新しい選手が出てきて活躍する。右サイドバックで初先発となったアリって選手もいいし、岩政がまたゴールを決めた。このような状況になるとチームは負けない。アントラーズを走らせるとやばいぞ。
ジェフはやはりいい感じが続かない。特にDFが突然不安定になる試合が続いていて、せっかくジュビロ戦で安定したかと思ったら今度はストヤノフの退場。オシム監督は水に入った器にこのチームを例えたらしいが、センターラインの芯となる選手にワンランク上の実力が求められるのか。それは厳しい。羽生、坂本、ハース、巻、佐藤勇人といい選手は多いのだけど。


マリノスはやっぱりマリノス。前半はガンバの早いパス回し、プレッシングに中盤がスカスカに見えたのだが、ハーフタイム後のインタビューで岡ちゃんは支配されているわけではないと語っていた。
で後半はその通りの展開に。攻守が完全に逆転してマリノスのポゼッションが高まる。まあこれはマリノスの作戦通りだったんだろうな。前半は我慢して守りを固め、後半から連戦の疲れで先発を外れていた能力の高い選手を投入していき、最後に試合を決めるってやつ。しかし個人技のレベルの高いガンバ相手だったので勝ちきれなかったのが誤算か。ガンバは中盤まではいいのだけど、前線の連携が悪い。橋本、二川から大黒へ出たパスはいずれも見事でさすがと思った。しかしフェルナンジーニョが一人で持ちすぎる場面が目立つ。いいとこ取りはできないんだよ、西野さん。って感じ。


レッズは徐々にエンジンがかかってきた。開幕からスピードのあるドリブルにきれいなサイドチェンジ、安定したディフェンスを見せていた。こう書くと勝てない要素なんてないみたいだけど、勝てなかったんだな。そういうのはサッカーではよくあること。ブッフバルトの素晴らしいのは、勝てないんだけど調子は悪くないんだということを基本にし、じっくりチームをまとめていったことである。チームがよく見えている。その結果が味の素スタジアムでのFC東京戦初勝利という結果につながったのだろう。FC東京は攻撃が単調。それはこの試合だけではなく、ジュビロ戦でも感じた。まあスーパーグレードアップした今野に能力の高い新人の栗澤がいるので立て直してくるでしょう。


さて、肝心のセレッソvsレイソルは引き分けだったらしい。Jsgoalで西澤5分に得点っていうのを見たときは楽勝、楽勝って感じだったんだけど・・・・・まあ勝ち点1を喜びましょうか。