hirogoal’s blog

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第3回日本視覚障害者サッカー選手権大会のご報告(その1)

先週の土日に渡り、神戸で日本視覚障害者サッカー選手権大会を観戦してきた。仲間が参加していたこともあるが、なんと言ってもこの大会を見たいと思ったので神戸に行ったのだ。

大会は1月22日(土)〜1月23日(日)の二日間に渡って行われた。参加チームはB2/B3(弱視)クラス3チーム、B1(全盲)クラス8チーム。B2/B3クラスは総当たりのリーグ戦で優勝を争い、B1クラスは4チームずつの2リーグに別れ、上位2チームが決勝トーナメントへ進み優勝を争う。B1クラスリーグ戦表を見て気がついた。このリーグ戦の面白いところは総当たり戦(4チームなので計3試合)ではなく2試合しか戦わないことにある。その勝ち点の上位2チームが決勝トーナメントへ進出する。(別に5位、7位決定戦もある)

ここではB1クラスに絞って大会の経過を書く。優勝候補は東京の所沢国リハとこちゃんず、茨城のつくばアスティガーズの2チームと言われていた。両チームとも宮島選手(とこちゃんず)、田村選手(アスティガーズ)と決定力のあるストライカーがいるからだ。田村選手は福岡戦でハットトリックを記録している。順調にこの2チームは勝利し決勝トーナメントへ進出。そして予選リーグで勝利を続けた大阪ダイバンズが戦術的に優れ、連携の見事なチームであることが判明(活動歴の長いチームなのだが私が知らなかっただけ)。つくばと大阪は同じリーグだったが予選では対戦しない。決勝トーナメントが俄然楽しみとなった。


予選リーグの経過(B1クラス)
Aリーグ:B.Cぴんきーず(千葉)、東京Nフリューゲルス(東京)、所沢国リハとこちゃんず(東京)、プリティウェル(京都・神戸)
Bリーグ:ハットトリック(東京)、大阪ダイバンズ(大阪)、つくばアスティガーズ(茨城)、ラッキーストライカーズ福岡(福岡)

Aリーグ
B.Cぴんきーずvs東京Nフリューゲルス 1−0
所沢国リハとこちゃんずvsプリティウェル 2−0
所沢国リハとこちゃんずvsB.Cぴんきーず 2−0
プリティウェルvs東京Nフリューゲルス 0−0
決勝トーナメント進出は所沢国リハとこちゃんずとB.Cぴんきーず

Bリーグ
大阪ダイバンズvsハットトリック 3−0
つくばアスティガーズvsラッキーストライカーズ福岡 3−0
つくばアスティガーズvsハットトリック 1−0
大阪ダイバンズvsラッキーストライカーズ福岡 5−0
決勝トーナメント進出は大阪ダイバンズとつくばアスティガーズ