hirogoal’s blog

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第1回しとしと日記大賞 サッカー部門ノミネート発表

サッカー部門は下記の通り。下記の他にオリンピックでの大久保嘉人川崎フロンターレポルトガル代表、FCポルト、衝撃的だった森本貴幸、岡田監督、ルーニー、あんなに監督が替わっても残留できたセレッソ大阪大黒将志田中達也等々あるが、結局こうなった。


1)平山相太(筑波大):
彼が与えた影響は意外と大きい。フォワードの役割の多様さ、難しさを見せてくれたこともあるし、大学サッカーの十分な宣伝役にもなった。私も平山のおかげで大学サッカーの試合を初めて生できちんと見た!
2)フットサル日本代表
フットサル界を代表してノミネート。彼らは今の日本サッカーに対して、いらいらしている人たちのガス抜きにもなった。早くて、攻撃的で、連動性の美しさを今のサッカーファンは求めている。それを見れるのはフットサルのみ。ある講演会に行ったとき、じゃんけんに勝って某フットサルチームのパーカーをもらったのも今年の思い出かな。
3)FC東京:
サポーターは都市型サポーターの一つの指針を作り、チームもタイトルをとった。対レッズ戦2試合で見せたあの粘りは攻撃サッカー好きの新しいサポーターたちにサッカーの新たな見方を教えたと思う。これは偉大かも。あとはチームが言葉通りの(美しい)攻撃的サッカーを見せるのみ。日本のバルサをめざせ!
4)サンフレッチェ広島ユース
彼らのサッカーはちょっと前のジュビロのサッカーと同じく日本サッカーの基本形となるべきスタイル。あの質の高さは日本初の(他チームにもまたがる)本格的な選手供給源チームとなる可能性あり。高円宮杯で見かけた森山監督はいい人だったな〜。監督、あと数年がんばってくれ。
5)イブラヒモビッチユベントス):
ユーロ2004イタリア戦のゴールは素晴らしかった。あのゴールが生み出せるのはロナウジーニョと彼のみ。そしてラーションと並んでスウェーデンの躍進を支えた。ユーロ盛り上がりの代表的選手か。
6)ロナウジーニョバルセロナ):
世界中の少年少女に文字通り夢を与えた唯一の選手。僕にもできるかな、と思わせる愛嬌の良さは昔のペレに似ているかも。プレーの驚き度はマラドーナを超えたかも。テレビ番組”やべっちFC”では彼のプレーを真似よう!というコーナーもできた。私の仲間は真似して足を痛めたらしい(笑)
7)アルビレックス新潟
このチームが残留したのは、これからJリーグを目指す地方チームの糧になる。試合をあきらめない粘り強さに加え、戦術の多様さでも素晴らしい。相変わらず素晴らしいサポーターも増え、観客動員ではレッズを超えている。再来年あたり優勝したら日本は盛り上がる。
8)オリンピック日本女子代表とそのスタッフ、家族の皆さん:
なんと言ってもあのサッカーは見ていて楽しい。攻撃的に且つまじめに戦う姿勢は清々しいものがある。女子サッカーが途切れないように彼女たちを支え続けたスタッフ、家族の皆さんも偉大だ。また彼女たちが審判にクレームをつけないことも素晴らしい。日本サッカーの見本である。
9)中澤佑二松田直樹(横浜Fマリノス):
アジアカップの大活躍のおかげで中澤ばっかり目立つが松田も凄い。二人とも早くて強くてテクニカル。チャンピオンシップで活躍した河合も含め、今日本最強のディフェンスラインである。日本人のDFが新たな段階に達していると感じさせた。日々進化していく彼らはJリーグのレベルを確実に上げている。
10)浦和レッズ
サポーターは今まで通りがんばっていたが、チームがようやく追いついたシーズンだった。そのフィジカルで押すスタイルには抵抗のある人も多いと思うが、世界を目指すにはあの早さ、力強さをスタンダードにして技術を磨かなくてはJリーグのレベルは上がらないのかも。日本を愛する(と思われる)ブッフバルト監督、エンゲルスコーチのコンビが来年どんなチームを創ってくるか。非常に楽しみである。
番外)トヨタカップを支え続けてきたスタッフの皆さん:
こんなにも凄い大会をJリーグ発足以前から続けてこられてきたことに感謝。再び復活の日を期待しています。