hirogoal’s blog

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アウェイゴール裏はピンク色に染まっていた〜J1 2ndステージ 第10節 柏レイソルvsセレッソ大阪

アウェイの日立柏サッカー場で行われたこの一戦、セレッソは前節から大幅にメンバーを変えてきた。サイドにはスピードのある苔口、酒本を配置し、中央1.5列目に大久保、その周りに古橋、トップには西澤を置く。モリシの役割を大久保、古橋が行う感じ。中央の大久保に注意を向けさせ、サイドから攻撃をするというプランがより明確になった。ディフェンスは前節の4バックから3バックに変更。ラデリッチは久々の先発。そして3−5−2の布陣。対するレイソルはMFに多少の変更があった程度で、徐々に自信をつけてきた主力はいつものとおり。そして4−4−2の布陣。

それにしてもレイソルの守備陣は堅い。セレッソの誇る破壊力たっぷりの攻撃を見事に跳ね返す。DFのパラシオスは高さ、強さで西澤を上回り、永田も足下の上手さでボール奪取を繰り返す。そして2枚の強いボランチ。明神とペアーを組む大谷には驚いた。明神ゆずりのインターセプトの上手さに加え、正確なフィード、上手く散らすパスの数々。前半はセレッソの攻撃陣とレイソルの堅いディフェンス陣との対決となった。

25分の大久保のゴールは普通のフォワードじゃ決まらないゴール。彼は一瞬の隙を見つけたらタイミング良く素早い振りで思いっきり正確なシュートを放つ。そして決めるんだから大したモンだ。

あっという間に前半終了。前半だけだとホントにレベルの高い面白いゲームだった。

そう後半は全くダメダメだったのである〜。なんでセレッソは突然足が止まるのだろう。果たして疲れだけなのか。そしてレイソルの攻撃陣。なんでシュートが撃てない。なんで玉田があんなに引くのか。とても不思議だった。

終わってみればセレッソサポとしては負けずに済んだことがラッキーな試合。これでは残留が難しい。あのいきなリ動けなくなる症状を何とかしなくてはならないのだけど、これは難しそう。おそらく監督は対処策として、先発からモリシを外し、後半途中に投入したのだと思うのだけれど、動けない周りと噛み合なかった。

より負けられなくなった状況になった試合後、チームから発表が。チームのキャプテンを西澤から布部に変更するとのこと。次節は現在Jリーグ最強のレッズ戦。でも不思議と勝つような気がするんだな、今のレッズには。何点取られてもいいから、取り返せ!


あと、今日のセレッソサポーターは素晴らしかった。一体感がまるで関東のチームのよう。アウェイゴール裏をピンクに染めた「ピンクビニール作戦」*1は大成功だったと思う。次節ホームでも真っ赤なアウェイ側に負けないような素晴らしい応援を!