パリからの便り

嬉しいメールがパリから届いた。
先日フランスに旅立ったばかりの、ある知り合いの方からのメールである。
この人は、絶対にフランス映画の勉強をすると心に誓い、６年もの間、給料をためてフランスへ。初めの一年は現地の語学学校に通い、来年から晴れてパリの映画学校へ入学する予定なのだそうだ。
とにかく出会う人すべてが刺激的で、やはりパリへ来てよかったとのこと。
日本でもフランス人の友人がいたようなのだが、やはり現地でフランス人だらけの中にいると全身の感覚がより研ぎすまされるのだろう。


2週ほど前の東京新聞夕刊連載「サッカーの話をしよう」にフランス人のボールボーイのことが書いてあった。
かの地ではボールがタッチラインから外に出てもボールはすぐには帰ってこない。ボールボーイは選手と目が合わない限り決してボールを投げ入れないのである。
相手の目を見てコミュニケーションを図るってことがここまで徹底されているのがフランスである。


３年後にあの人はどう変わっているのだろうか。
会うのが非常に楽しみだなあ。