hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

仙台はやっぱりベガルタだよ。

今日は仙台へ日帰り出張。宮城県庁に行ってきた。
仕事はボロボロだったけど、帰りにおいしい牛タンを食べることができたので、まあ良しとしよう。でも最近ツイてないな。
話は変わるけど、今仙台と言えばエンジのあれ。東北楽天ゴールデンイーグルス。当地ではどんな感じに盛り上がっているかなと注目していたのだけど、楽天の宣伝関連グッズは思ったほど見ることはなかった。もちろん県庁前なんかでは大きく「歓迎!東北楽天ゴールデンイーグルス」っていう看板が出ていたけど町中エンジ色ってことはなかった。地下鉄は相変わらずベガルタだらけだし、牛タン屋の店長と話しても楽天よりベガルタですよと、ベガルタの話題、特に都並新監督の話が多かった。ちょっとホッとしたかな。
地域密着型の球団運営を目指しているように見える楽天だけど、その成功のカギはいかに市民に自分が育てる、育てたチームだと思わせることにある。まるで自分の子供を育てているように思ってもらえれば大成功。それはここ2〜3年のJリーグのサポーターを見れば分かりやすい。
今週のサッカーマガジンを読んでびっくりしたのはジャック・ティベール氏のコラムである。昨年の11月10日に行われたセリエAパルマvsレッジーナ戦(パルマのホームゲーム)の観客数がなんと362人だったそうだ。昔の藤井寺球場以下だ。スタンドには熱狂的なサポーターしかいなかったのではないだろうか。観客数減という問題はパルマに限ったことではなく、セリエA全体に言えることらしい。ティベール氏はその主な原因をプレーの質の低下、続いて高い入場料、まちまちな試合開始時間にあるという。球団経営をテレビの放映権料に頼ったツケは大きい。長い歴史を誇るセリエAだってこうなるのである。
せっかく新しく生まれたプロスポーツチームなのだから楽天にはいろいろなものを参考にして上手く育って欲しいと思う。バブル的に補強をするのは今の雰囲気じゃないぞ。来年は無理すんなよ。身の丈にあった経営、運営をしていれば負けてもサポーターは育てる楽しみを得るのである。ミキティにわかるかな〜。