hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

男子体操団体、金メダルに想う。

最初の種目である床が終わったあとで寝たので、朝起きてびっくり。
床の採点が結構辛かったので少ししか期待してなかった。解説の人が「日本が苦手な種目で、ミスをしなかったのがよかった」と話していたのを聞いたときは、ホンマかいなと思っていたほどであったから尚更である。


夕方、目がテレビに釘付けになった。食事をして会社に戻る途中で寄った電器屋で最後の種目、鉄棒のVTRを流していたのである。そして、緊張どころか生き生きとした目をした選手たちを見てびっくりした。
この鉄棒ではミスをしなければ金メダルなので、監督は演技レベルを下げて安全に演技させようとしていたらしい。しかし、選手たちはいたずらっ子のようにそれを無視した。敢えて予定通りの演技を行い、ノーミスで金メダル。ホントに凄い奴らだ。


昨日の競泳の北島選手もそうだったのだが、彼らは挑戦することを恐れず、熱くなり頭が真っ白になることもなく冷静にそれをクリアーしようとする。そこには一世代前の、オリンピックを楽しもうなんて考えも日本の皆さんのためという考えも二の次で、自然に目標への達成感を得るために勝とうとする姿がある。


今、目の前のテレビでは卓球女子シングルスの福原愛選手のゲームを流している。彼女は冷静だった。はるかに年上で、ランキングも上であるアメリカの選手を相手に、より試合巧者ぶりを発揮して勝つことができた。

彼女も泣きながら、自分自身の卓球を見つけることができたのだろうか。


超気持ちイイ〜!っていう体験を選手みんなに感じて欲しい。