hirogoal’s blog

本と音楽とサッカーのことを書いています。

見に行きたい映画はこれ。

なんだかんだって映画はずっと見ている。
子供の頃、父親に連れて行ってもらった“キングコング”、“ジョーズ”、“スター・ウォーズ“のハリウッド映画の数々。もちろんゴジラシリーズ、百恵、友和シリーズ、今ではよくわかんないアニメ(こちらは母親に連れて行ってもらっていた)も子供にとってはめちゃくちゃ面白く、刺激的でいろんな感性を育ててくれたと思う。


テレビやビデオでしか見ていなくて、映画館の大きなスクリーンで見たいっていう映画がある。そのうちの一つ“ゴッドファーザー”を銀座の映画館で見ることができた(実際に見たのは6月末)


何度も、何度もビデオや衛星放送で見ていたのだけど、大きなスクリーンで見ることは大きな発見、喜びがあった。映像の美しさ、音楽の的確な配置、カメラアングルの素晴らしさ、配役の巧みさ、もちろん雄大なストーリー。テレビ画面で見ている以上にガンガンと心に響く。


先日亡くなったマーロン・ブランドは貫禄だけではなく、ビトの死ぬ間際のシーンで見せた穏やかさのある表情も上手かった。それと入れ違うように怖さのある凄みを見せていくアル・パチーノのマイケル。そのバランスが見事でリアル。マイケルは背が低いのだが、少しずつ大きく見えていく。その横に立つダイアン・キートンを見るとウディがそばにいるように思えることがあるが、さすがにこの映画ではそれを感じさせない(当たり前か)


序盤にハリウッドの映画プロデューサーのベッドに馬の生首が乗せられるシーンがある。パンフレットを見るまで、あれが本物とは知らなかった。ロバート・デュバル演じるトムのクールさも相まって、ゴッドファーザーの怖さを存分に感じるシーンである。


このシリーズで一番好きなのは“ゴッドファーザーPART2“、来月に上映されるそうだ。暑い夏、ますます中毒になっていく。